さて、動画配信サービスっていっても色々あります。そんな漠然と言われても何が何やら判らなくて興味はあるけど。。。なんて思うこともありますよね。
そこで、ざっくりとどんなものがあるのかまとめてみました。
目次
VODの種類って何?違いはあるの?
一言で動画を見るサービスってまとめてしまっているところはありますが、詳しくVOD分からない、知らないっていう人でも動画って色々な場面で見たりしていると思うんですよ。
そう、VODって強く認識してはいないけれども実は結構身近にあるものなんです。でも、YouTubeは見たことあってもお金払ったことはないですよね。でもHuluとかは、無料お試しとかでなければ見ている方はお金を払って契約していると思います。
このように同じような動画というくくりではあると思うのですが違いがあるわけです。この違いについてお話していきますね。
VOD(動画配信サービス)は4種類
私だけでなくVODの違いがあるなんてって思っている人もいるのではないでしょうか。その違いについてそれぞれまとめていきます。
違いも何もVODって何かよく分からないんだけどっていう方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
AVOD(広告型動画配信)
Advertising Video On Demand(アドバタイジング・ビデオ・オン・デマンド)」の略で、企業からの広告掲載によって配信業者が収益を得て、視聴者は無料で動画が視聴できる配信形態。広告型動画配信。
引用:wikipedia
ざっと言葉で説明されても若干分かりにくいですよね。分かりやすいように例を挙げるとYouTubeなんかはこれにあたります。あまり動画なんか見ないんだけどっていう人も、YouTubeは何度か見たことあるっていう人も多いのではないでしょうか。
YouTube見たことある人なら分かると思うのですが、見ている最中にぐわっとCM割り込んできませんか?視聴する側からではなく、広告を出す企業から収益をあげる形ですね。なのでユーザー側は無料で動画を視聴することができます。
SVOD(定額動画配信)
Subscription Video On Demand(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)」の略で、定額料金を支払うことで、用意されている映像を期間内であれば無制限に視聴できる配信形態。定額動画配信。
引用:wikipedia
実は私動画配信サービスって全部これだと思っていました。YouTubeとかは別にしてもお金を支払って動画を見るサービスって見放題って言っているので単純にこのシステムでやっているものだとばかり。
実は、この定額制の料金形態を採用しているサービスって思っていたより多いとは言えないのです。SVODのシステムで動画配信サービスを行っているのは、「hulu」や「Netflix」。
月額料金を払えば、配信されているコンテンツを何本観ても料金が変わりません。
このように色々な動画を料金を気にせず楽しみたい方にオススメです。
物事にはこれはいいなっていう側面とちょっとな~と思う面があるのは必然です。もちろんVODにもメリット・デメリットがあります。
VOD契約したいけどちょっと迷っているんだよなっていう方は参考になるかと思います。
PPV(都度課金システム)
ペイ・パー・ビュー(略称はPPV)は、有料コンテンツに料金を支払って視聴するシステムであり、定額制(月額、年額など)に対するシステムである。
引用:wikipedia
PPV(ペイ・パー・ビュー)ってものすごく簡単に説明すると、作品ごとの都度課金システムっていうことです。 。PPVの中にも買い切り型である「EST」とレンタル型である「TVOD」があります。
EST(買い切り型動画配信)
Electric Sell-Through(エレクトリック・セル・スルー)の略。インターネット上でコンテンツファイルを購入するサービス形態。本来はコンテンツファイルを利用者のPC、スマートフォンなどのデバイスに保存し、購入者がコンテンツファイルの所有権を有する形態をさしていたが、映像は購入したサービス上で無期限に視聴できるが、コンテンツファイルの所有権を有さないタイプのサービスもこの形態に含まれるようになっている。視聴期限のないペイ・パー・ビュー。
引用:wikipedia
こちらはお金を払うシステムの中でも購入という形なので、期限を気にしないでいつでも見られるのがメリットです。
VODのシステムがない時代には、お気に入りで何度でも見返したくなるような映画やドラマのDVDを購入したっていう経験がある方もいると思います。それと同じ感覚でDVDというソフトを購入せずインターネット上でコンテンツファイルを購入したっていう感じですね。
DVDを実際購入するのと比べて良いところは、購入した直後から動画が視聴できることや、一度ダウンロードしてしまえばオフラインでも視聴できること、たくさん買っても収納に困ることはないことなどです。
TVOD(レンタル型動画配信)
Transactional Video On Demand(トランザクショナル・ビデオ・オン・デマンド)」の略。レンタル型の動画配信形態で、利用者は視聴期限内でコンテンツを視聴することができる。期限付きのペイ・パー・ビュー。
引用:wikipedia
ESTに似ていますが、価格が安価な代わりに視聴できる期間に制限があります。視聴できる期限は利用するサービスによって異なります。
ESTがDVDの購入と例えるならば、TVODはDVDをレンタルビデオ店でレンタルしてくるようなものです。
つまりESTとTVODの違いは、視聴できる期間に制限があるかないかの違いです。いつでも好きに見返したりしたい作品はEST(購入)、とりあえず1度みてみたいっていう作品などはTVOD(レンタル)がおすすめです。
ちなみにTVOD専門のサービスはほとんどなく、SVODと組み合わせた形で提供しているところが多いですね。例えばdtv、U-NEXT、FODなんかはこの形態です。
VODにもいろいろな種類がありましたが、そんなVODを配信しているサービスも数多くあります。悩んでいるならこちらの記事を参考にそれぞれの特徴をつかんでいただければと思います。
まとめ
- VODの種類はAVOD、SVOD、PPV(EST、TVOD)などの種類がある。
- AVODは広告型動画配信で広告が入る代わりに無料で動画を見ることができる
- SVODは定額動画配信で定額を支払えば見放題。
- PPVにはESTとTVODがある。
- ESTは買い切り型動画配信。
- TVODはレンタル型動画配信。
今まで動画と言われたらいろいろな種類があるものだとは思っていなかったので驚きました。各会社がどの形態で作品を配信しているのかを契約前に把握したうえで納得のいくVOD生活を楽しみたいですもんね。